「自由に意見を出してください」と言われても手が止まる。逆に意見はたくさん出たのに結局何も決まらないまま会議が終わる。どちらもよくある会議の悩みです。マインドマップを使うと、出た意見をその場で書き留めながら、関連するもの同士を自然にまとめていけます。
この記事では、会議・ブレインストーミングでマインドマップを使う進め方を紹介します。他の活用シーンはマインドマップの活用例7選でも紹介しています。
なぜブレストにマインドマップが向いているのか
ホワイトボードや付箋でのブレストは自由度が高い一方、終わったあとの整理が別作業になりがちです。マインドマップなら、中心テーマから枝を伸ばして意見を書き留める時点で、すでにグループ分けの下地ができています。
さらにデジタルのマインドマップは、あとから枝をドラッグで移動して並べ替えられるので、会議中に「これはさっきの意見と近いね」となったら、その場で近くに寄せることもできます。
出た意見をその場で評価・批判せずに、まず全部枝として書き出すことが大切です。判断はあとからでもできます。
会議前の準備
ブレストの質は、始まる前の準備でかなり変わります。当日になって「今日は何について話すんだっけ」とならないよう、簡単でよいので事前にマップの土台を作っておきましょう。
- 会議のテーマを中心に置く「新商品のアイデア」「来期の目標」のように、話し合いたいテーマをそのまま中心にします。
- 決めたいゴールをメモしておく「案を3つに絞る」など、会議の終わりに何が決まっていればよいかを明確にします。
- 議題があれば大きな枝を先に用意する話す項目が決まっているなら、大分類の枝だけ先に伸ばしておくと当日の進行がスムーズです。
ブレスト中に守る3つのルール
ブレスト中は、次の3つを意識すると意見が出やすくなります。
1つ目は「質より量」。突飛な意見でもまず枝にします。2つ目は「否定しない」。誰かの意見を否定すると、その場の空気で発言が止まってしまいます。3つ目は「他人の意見に乗っかる」。誰かの枝から連想して新しい枝を伸ばすと、1人では出なかったアイデアにつながります。
画面を共有しながら1人が入力係になると、発言が流れずに全部枝として残ります。議事録代わりにもなって一石二鳥です。
入力係が意見を要約しすぎると、ニュアンスが変わってしまうことがあります。できるだけ発言に近い言葉で枝に書き留めましょう。
出た意見を整理してまとめる方法
意見を出し切ったら、次は整理のフェーズです。似た内容の枝をドラッグで近くに集めて、あとから「結局論点はいくつあったか」が一目で分かる形にします。
整理を会議中にやろうとしすぎる — 意見出しと整理を同時にやると、どちらも中途半端になりがちです。出し切ってから整理する、と時間を分けるとうまくいきます。
会議後のフォローへの活かし方
整理し終えたマップは、そのまま議事録や次のアクションの土台になります。決定した枝には印をつけ、保留になった枝は次回に持ち越しの目印をつけておくと、次の会議でどこから話すかがすぐに分かります。
| 会議の種類 | 中心テーマの例 | 整理後の枝分け |
|---|---|---|
| アイデア出し会議 | 新企画・改善案 | 採用/保留/見送りの3枝に分類 |
| 定例の進捗会議 | 今週の議題 | 報告/相談/決定事項で枝分け |
| 意思決定会議 | 決めたいこと | 案A/案B/採用理由で比較 |
当サイトの Free マインドマップ は、ログイン不要・完全無料で、Tabキーで子ノード、Enterキーで兄弟ノードを追加しながら発言のスピードに合わせて書き留められます。決まったアクションは、そのままタスク管理・ToDo整理のマップに引き継ぐのもおすすめです。
まとめ:まず次の1回の会議で試してみる
✅ この記事のまとめ
- 会議前にテーマとゴールを決め、議題があれば大きな枝を先に用意する
- ブレスト中は質より量・否定しない・乗っかるの3つを意識する
- 意見を出し切ってから、似た枝をドラッグで集めて整理する
- 整理後のマップはそのまま議事録・次のアクションの土台にする
いきなり完璧な進行を目指す必要はありません。まずは次の会議で、議題を中心に置いた1枚のマップを画面共有するところから試してみてください。
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